横浜市・丸太梁がある45分準耐火住宅

猫と暮らす太い柱と丸太梁がある準耐火の木の家

ご夫婦ともに木が大好きで、室内仕上げに無垢の木をたくさん使いたいというご要望でした。しかし建築上の法令において45分準耐火建築である必要が分かりました。木造住宅において45分準耐火は少し厳しい制限があります。木部を全て不燃材等で覆い隠しクロス貼りすれば耐火性は満たせますが、これでは壁・天井は全てクロス貼りになってしまいます。
そこで家を支える柱(主要構造部)を「燃え代設計」とすることで、化粧柱として木部を現すことが可能となります。燃え代設計およびその他の対処により、太い化粧柱、丸太梁、無垢の天井板などが実現しました。
また設計打ち合わせの中で、丸太材の自然な感じを好まれていたため、丸太梁を印象的な位置に、丸太柱(磨き丸太)は手触り感を楽しめる位置に用いました。
このように、お客様と設計打ち合わせを重ねる中で、どのような室内空間が良いかを考えながら設計を進めています。

概要
所在地 : 横浜市
建物構造: 木造軸組工法・2階建て
床板  : メープル無垢板(合法木材
天井板 : 信州産 桧(産直)
丸太梁 : 信州産 赤松丸太(産直)
丸太柱 : 北山杉磨き丸太、奈良県吉野杉磨き丸太(産直)
化粧柱 : JAS構造材(燃え代設計)
外壁  : 外壁通気工法、モルタル塗り、ジョリパットこて塗り仕上
屋根  : 鋼板葺き
断熱グレード: HEAT20 G2
断熱性能等級: 等級4
気密性能C値: 0.3cm2/m2(実測値)
45分準耐火建築
長期優良住宅


家具で飾る家は、装飾を含めてあまり作り込まないのがポイントです。
ご入居前の写真では少し寂しく感じるかもしれませんが、そのさじ加減が大切です。

無垢・栗の木のテーブルとカウンター

食卓テーブルは栗の無垢板で作りました。
台所対面カウンター材も同一の栗の木から取りました。木目を見ると同じ木であることが分かります。
市販の置き家具では実現できない、同一・栗の木の製作品です。

2階吹抜廊下の手摺は、奈良県吉野から取り寄せた磨き丸太。
南側隣地が一段高くなってますが、吹き抜けの窓からは冬至においても太陽光が降り注ぎます。


気密性能C値の実測

建物完成時に気密測定を外部会社に依頼しました。


ご入居6ヶ月後のご様子

広い玄関庇のため、雨天時にあわてて傘を差さなくても濡れません。
玄関庇を支える柱は、鋼製丸柱を溶融亜鉛メッキした上に塗装仕上げ。耐火性だけでなく耐久性も高いです。



お客様のお声

(ご入居6ヶ月後時)
夏は冷房が必要ですが、冬はよほど冷え込まない限り暖房をつけずに過ごせるそうです。
2019年は、強い台風15号・19号が上陸しましたが、大荒れのときに「おや何かしら」と外を見るほど静かとのこと。
そして室内の掃除機の音や、オーディオの音が外部にほとんど漏れないそうで、気兼ねなくオーディオ等を楽しめると伺いました。
気密・断熱性能を高める工事を行っていますが、防音・遮音についての工事は特別行っていません。
東戸塚の家3に同じく、気密断熱性が高いことと、SHIBA建築工房の標準工法である屋根・天井の断熱方法が、防音性能を高めているようです。

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