スイス　チューリッヒ湖畔の木造住宅

チューリッヒ湖畔に建つ木造住宅。外観からは想像も付かないほど、センスよく豊かな室内空間が作られています。屋外バルコニーを見ると、日本とは異なる固有の木構造が読み取れます。

築8年の家を訪問　鎌倉

この家は、ほとんどの木材を奈良県吉野から産地直送で取り寄せて、つくりました。撮影ポイントが限られるほど、緑に囲まれる環境です。

奈良県から産直の長い丸太梁。地元の材木屋では入手出来ないものの１つですが、これを運び込める敷地・道路条件も一つの関門。

室内のリフォームをさせて頂くことになりました。手入れが良いため17年経過したバルコニーも問題ありません。この外壁は土佐漆喰塗り。

太い丸太梁は、さらに存在感を増したようです。 10年以上前なのですが、この梁が奈良県吉野から届いたことが、つい先日のように思えてきます。

2012年11月の写真。アプローチには花が咲き、自然な雰囲気の庭になっています。

2008年の写真。新築後13年経過した時点で木製バルコニーを交換。当時、大工さんと建具屋さんで作った木製窓と雨戸はまだまだ健在。十分な屋根の軒の出が、耐久性向上につながる理由の一つ。